2013年03月27日

英語で英語の授業(1)

英語で英語の授業(1)

 文部科学省は、今春から完全実施される高校の新学習指導要領に「英語の授業は英語で行うことを基本とする」という新ルールを盛り込んだ。26日に検定結果が公表された英語教科書も、多くがスピーチやディベートなど「コミュニケーション重視」を前面に出し、日本語の記述を減らしている。だが、教員からは指導の不安や疑問の声が聞かれ、実際には「文法重視」の従来型教科書の人気が高まるという皮肉な現象も起きている。(毎日新聞)

 また、文科省が現場無視の指令を出している。英語で英語の授業をするには2つの条件がある。

(1)、先生の英語が最低でも英検1級の英語力が必要。
(2)、生徒が英語を理解したい強い欲求がある。

 今の高校を見て欲しい。両方とも欠けている。私が京大受験生を「個人指導」をする状態でも困難です。それを、英語力に欠けた先生がヤル気も才能も欠けた生徒を指導する。それで、英語で英語の指導?不可能です。

 予言しておきます。“ゆとり教育”と同じで、数年で、いや1年も経たないうちに挫折です。なぜ、官僚の人たちはこれほど現場のことが理解できないのだろう?東大を卒業して官僚になった人たちは大多数の生徒のことを分かっていない。

2013年、京都大学「経済学部」、名古屋大学「医学部」、「京都大学」合格。四日市高校「国際科」3名合格。暁6年制特待生合格3名。
(1)高木教育センタ-(合格体験記)
       http://homepage2.nifty.com/takagi-kyoiku/
(2)京大の成績開示、桑高・四高のボーダー、桑名・いなべの中学ランキング
    http://www.facebook.com/profile.php?id=100002507170434
(3)動画(京大英語採点基準)http://youtu.be/M6LFIjXhwVM
(4)ブログ  http://blog.goo.ne.jp/takagishigemi
(5)高木繁美への質問 
   http://takagishigemi.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6508303
 



Posted by ブルース at 11:23

プロフィール
ブルース
ブルース
 アメリカから帰国後、河合塾学園,,名古屋外国語専門学校などで英語講師を歴任。英語検定1級、通訳ガイドの国家試験、ビジネス英検A級、国連英検A級など合格。現在「高木教育センター」塾長。生徒と一緒に「京都大学」を7回受験した経験から、京都大学受験生の指導に精通しています。2013年、京大「経済学部」、名大「医学部」合格。
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