2013年04月01日

「数学」恐怖症(3)

「数学」恐怖症(3)

 そこで、私が最初にとった方法は「自分を騙すこと」。つまり、喫茶店で優雅なひとときを過ごすシチュエーションを作り数学を1問だけ解いてみる。ふるえは来なかった。

 そうやって、1年ほど喫茶店に通い「オリジナル数Ⅰ・A」と「オリジナル数Ⅱ・B」の2冊を仕上げた。この時点で、おそらく平均的な高校生の数学指導くらいはできるレベルだった。

 そこで、次は自分の家の居間でリラックスしながら「チェック&リピート」を毎日1問ずつ解くことを日課にした。これは、教科書準拠の問題ではないので3周はやった。2年ほどかかった。

 次は、和田秀樹さんの「新・受験技法」を参考に「1対1」を始めることにした。これは、かなりレベルが高く3周くらいやってみた。同時に、河合や駿台の京大模試を受け、Z会を受講し、センター試験を受け、京大二次試験も受けてみた。

 英語はトップレベルだったが、数学は平均点くらいだった。この頃には生理的な拒否感が薄れて、普通の身体になっている気がした。それで、「京大の文系数学25ヵ年」を始めた。ここまでで、5年ほど経過していた。

 そして、気づいた。生徒の方は「毎年同じ問題を質問してくる」。類題を求めてくるので、あちこちの問題集から類題を抜粋して即応できるファイルを作り始めた。

2013年、京都大学「経済学部」、名古屋大学「医学部」、「京都大学」合格。四日市高校「国際科」3名合格。暁6年制特待生合格3名。
(1)高木教育センタ-(合格体験記)
       http://homepage2.nifty.com/takagi-kyoiku/
(2)京大の成績開示、桑高・四高のボーダー、桑名・いなべの中学ランキング
    http://www.facebook.com/profile.php?id=100002507170434
(3)動画(京大英語採点基準)http://youtu.be/M6LFIjXhwVM
(4)ブログ  http://blog.goo.ne.jp/takagishigemi



Posted by ブルース at 09:15

プロフィール
ブルース
ブルース
 アメリカから帰国後、河合塾学園,,名古屋外国語専門学校などで英語講師を歴任。英語検定1級、通訳ガイドの国家試験、ビジネス英検A級、国連英検A級など合格。現在「高木教育センター」塾長。生徒と一緒に「京都大学」を7回受験した経験から、京都大学受験生の指導に精通しています。2013年、京大「経済学部」、名大「医学部」合格。
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